新潟県長岡市出身。母も学んだ和洋専門学校、現和洋女子大学生活学科卒業後、新潟青陵高等学校にて家庭一般・食物教諭として6年間勤務。結婚を機に退職し、子育ての傍ら調理師会会員として家庭で出来るおいしい料理を研究。
子供が成人した後、スイス・リッチモンド製菓製パン学校を初めとして、フランス・ルノートル製菓学校、オーストリア・ザンクト ポルテン製菓学校、イギリス・メリーフォード芸術製菓学校にてパン・お菓子を学ぶ。ニース・リセ国立ホテル学校にてテーブルセッティングを学ぶ。
また、諸外国の主婦の姿を直接見聞し、学ぶためモンタナ、サンフランシスコ(アメリカ)、リューベック(ドイツ)、ベンゲル(ノルウェー)、バンコク(タイ)、ロンドン、サセックス(イギリス)、パリ(フランス)、ベネツェア(イタリア)、ナポリ(イタリア)にホームステイする。
家があって、小さな庭がある。そして家族のことを思ってなにやかにやとやりくりしているお母さんがいる。そんな「家庭」が、佐藤淳子はとても大好きでした。家庭でつくる料理が一番おいしい、そう言われるようになっていただきたいという思いで、1979年10月、新潟市で「佐藤淳子の家庭料理教室」が始まりました。
佐藤淳子は生前、「少しでもみなさんに豊かな家庭生活を送っていただきたい。」そう常々申しておりました。そしてそれを実行するべく、この教室でみなさまと一緒に、新潟の郷土料理やパンやお菓子、そして懐石料理など、今まで本当にたくさんの料理とたくさんの笑顔が生まれました。周りの人みんなが豊かになる、そして幸せになる。そんな素敵な時間、空間が、この「佐藤淳子の家庭料理教室」にはあったのです。
その素敵な時間と空間を、もう一度みなさまと一緒に共有したい。そんな思いを胸に、2016年、新しい教室がスタートいたしました。